WE LOVE FUKUOKA

知っているようで知らない福岡のこと、博多のこと。
福博の魅力を再確認できるユニークなコンテンツです。

大宰府天満宮の奥にひっそりたたずむパワースポット~天開稲荷社~

2020年05月25日

博多バスターミナルからの直通バス「旅人」で大宰府へ。
このバスは途中、福岡空港国際線ターミナルを経由します。空港からの乗客は少なかったものの、やはり外国からの観光客に人気の観光地だけあって、バスの中はインターナショナルなムード。
さらにゴールデンウィークということで人出が多く、参道も賑やかです。

大宰府天満宮は菅原道真公を祀る全国1万2000社の総本宮、言わずと知れた「学問の神様」。私も訪れるのは受験の時以来です。
本殿には参拝客の列ができていました。

ご存知の方も多いと思いますが、こちらの「飛梅」は、無実の罪で九州に流された道真公を慕って京から飛んできたという伝説の梅です。

さて、本殿を出て裏手を歩いていくと、急に人通りが少なくなりました。
両側にお茶屋さんが並ぶ場所を抜け、新緑に覆われた階段を登り、10分ほど進むと目の前に赤い鳥居が現れます。

さらに上っていくと、鳥居の階段が。鳥居の先にもまた鳥居。
「ここは京都の伏見稲荷?」というのは少々大げさですが、新緑に映える朱色の鳥居が鮮やかで、なかなか風情のある佇まいです。

ここ「天開稲荷社」は京都の伏見稲荷大社から勧請された、「九州最古のお稲荷さん」なのだそうです。
その名の通り、「天に道が開け、運気がぐんぐん上昇する」開運の神様として信仰を集める神社。ですが、意外と知られていないのか、天満宮に比べて人が少なくのどかな雰囲気で、ゆっくりとお参りできました。

拝殿には鈴がずらりと並んでいます。単なる飾り物かと思いましたが、よく見ると、手前の小さな鈴は子、丑、寅…と十二支に分かれています。
最初に自分の干支の鈴を鳴らし、そのあと奥の大きな鈴を鳴らしてお参りするのだそうです。

境内を見回してみると、左手の奥にも鳥居と階段がありました。

登っていくと、そこには石を積み上げた洞窟のような場所が。
ここは「奥の院」と呼ばれ、石室の中に神様が祀られています。中に入ると不思議な空気漂い、いかにもパワースポットといった趣。

天開稲荷社の周辺は緑がいっぱいで、ちょっとしたトレッキングも楽しめますよ。

大宰府と言えば、以前から気になっていたスポットが。それは、参道にあるスターバックスです。
設計を手掛けたのは建築家・隈研吾氏。細い角材を組み上げたデザインが特徴的で、2012年のグッドデザイン賞を受賞しています。

カウンターに長い列ができていたので席が空いていそうになかったのですが、スタッフさんに聞いてみるとすんなり確保してもらえました。特別なスタバということで人気なんだろうと思ったのですが、意外にもテイクアウト中心のようで。観光地ですから、みなさん食べ(飲み)歩きしたいんでしょうね。
奥に長くて思ったより席数が多いので、多少混んでいても諦めずに入ってみることをお勧めします。

カテゴリー一覧

  • ジャンルから探す

    • グルメ・ショップ(0)
    • イベント・アクティビティ(0)
    • スポット(0)
    • 歴史(0)
  • 場所から探す

    • 福岡市(0)
    • 北九州市(0)
    • 久留米市(0)
    • 飯塚市(0)
    • 大牟田市(0)
    • 春日市(0)
    • 筑紫野市(0)
    • 糸島市(0)