お風呂掃除の前にモノの置き方を見直そう!
お風呂掃除、毎日こまめにするとよいのはわかっているんだけど、なかなか実践できない、という方も多いことでしょう。お風呂掃除自体にもコツがありますが、その前に見直しておきたいのは「お風呂のモノの置き方」!お風呂にあるモノの数や置き方を見直すことで、毎日のお風呂掃除がぐっと楽になるのです。
まずは、お風呂においてあるシャンプーなどモノの数、置き方の見直しから。古いシャンプーボトルや、普段使っていないお掃除道具などをお風呂に置きっぱなしにしていませんか?お風呂掃除が面倒に感じがちなのは、置いてあるモノを動かして掃除をしなければならない点も理由のひとつ。もともと置いてあるモノを最小限にしておくと、ぐっと掃除が楽になります。
また、モノの置き方も大切。基本的には「床にモノを置かない」を徹底して守りましょう。床にモノを置くことによって、汚れやカビの原因になります。掃除道具もS字フックなどを有効に使い、吊り下げて収納するように心がけましょう。
日々の掃除は「入浴後」!家事時間の時短にもつながります
日々のお風呂掃除のポイントとして、次に意識したいのは「お風呂掃除の時間帯」。多くのご家庭では、「お風呂にお湯をはる前」、すなわち夕方以降にお風呂掃除をしているケースが多いのではないでしょうか?
実はお風呂掃除のベストタイムは「入浴後」。入浴後は、お風呂のお湯と蒸気で皮脂汚れが浮きやすく、洗剤を使用しなくても汚れを落としやすい環境です。体を洗った後に、洗い場の床や棚を掃除する、お風呂からあがる際に、湯船の掃除をするなど、日々の「入浴しながら掃除」を実践すると、汚れの蓄積を抑えて大掃除の頻度を減らすことができます。
また、「湿気」がお風呂汚れの悩みの種である「カビ」の原因。お風呂上りに洗い場の床や壁、棚などを乾いた布できれいに拭き上げたり、スクイージーで水気をとるなどの習慣をプラスしたりすると、さらにクリーン効果を継続することができるでしょう。
「カビキラー」はカビに気づいたらすぐに使用しましょう
お風呂掃除の救世主として知られているのはやっぱり「カビキラー」ですよね。頑固なカビの根までしっかりと成分が浸透して、カビの元からしっかりとお掃除してくれる優れものです。
「カビキラー」はいざ、という時の大掃除ツールと考えている人が多いかもしれませんが、黒カビの前段階、ピンク色の汚れが出ていたら即使用するのが有効です。成分を浸透させるために、汚れの箇所に噴霧してしばらく放置、その後はシャワーで洗い流すだけでOKです。ポイントは頑固な黒カビ汚れが発生する前に対処しておくこと!早目早目にカビ退治をしておくと、大掃除の必要はもはやありません。
「カビキラー」を使用する際は、入浴時はNG!入浴後、換気をしっかりしながら使用しましょう。マスク、ビニール手袋、ゴーグルの使用も忘れずに!小さなお子さんやペットが浴室に入らないよう、注意しておきましょうね。
定期的に徹底清掃!浴室の天井掃除のコツ
上記のように、日々こまめな清掃ができると大掃除の必要性は減少します。ですが、毎日実施、というわけにはなかなかいかないのは「天井」。毎日蒸気にさらされている天井も、カビ発生に注意が必要です。
天井は、目に見える汚れが確認できなくても週1回程度、徹底清掃しておきましょう。使用するのは「クイックルワイパー」が便利。アルコールを含ませたキッチンペーパーをとりつけて、拭き掃除の上、シャワーで洗い流します。浴室清掃用のワイパーも発売されていますので、利用してもよいかもしれませんね。
汚れが溜まると億劫になってしまう浴室掃除。ポイントは毎日、こまめな清掃を心がける点と、浴室に置くモノを断捨離すること。そして、カビキラーなどのカビ対策は早目に実施を心がける点です。クリーンな浴室はリラックスでき、気持ちのよいもの。毎日の習慣で、きれいなお風呂生活、続けましょう!