ぞうさんの知恵袋

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清潔なトイレを保つ方法をご紹介します!

2020年07月29日

日常的に利用する分だけ、頻繁に掃除していないと汚れが溜まりやすいトイレ。しかし、トイレ内には、便器だけでなく、便座周りや手洗い器、床と掃除するべき場所がたくさんあり、掃除するのに手間がかかります。今回は、重曹やクエン酸を使ったトイレの掃除方法や、トイレが汚れないための予防策をご紹介します。

市販のトイレ掃除用道具を利用する

まずは、市販の道具を利用したトイレの掃除方法をご紹介します。
1.掃除シート
トイレ用の掃除シートは、床から陶器部分までさまざまな部分に幅広く使えるため、とてもお手軽です。ちょっとしたホコリなど、すぐに取れる汚れには掃除シートを使いましょう。さまざまな商品が販売されていますので、自分にとって使い勝手の良いものを選びましょう。

2.メラミンスポンジ
利用方法は、水を含ませて汚れ部分に当ててこするだけです。蛇口などのステンレス部分と陶器部分の汚れはこれで取り除くことができます。

3.トイレブラシ
手が届かない部分にはトイレブラシを利用しましょう。設置型のトイレブラシだと、水垢や付着した汚れが気になるという方は、ブラシ部分を取り換えられる流せるトイレブラシがおすすめです。特に、ブラシ部分に洗剤が染み込ませたものなら、便器内をコーティングして汚れが付着しにくくしてくれるので、掃除する回数を減らすこともできます。

4.トイレ用洗剤
フチ裏など、ブラシでも届きにくい部分にはトイレ用洗剤を使いましょう。便器内に適量を入れ、しばらく放置して洗い流すだけでOK!特にジェルタイプのものは、汚れに密着しやすいため、効果があるようです。

重曹とクエン酸のコンビを利用する

続いて、市販の洗剤を使わないカラダや環境に優しいお掃除方法もご紹介しましょう。最近ますます注目されている、重曹スプレーとクエン酸スプレーを併用する掃除の方法です。

重曹はアルカリ性のため、便器やタンク内のぬめりや黒カビなど酸性の汚れを落としやすく、反対に酸性のクエン酸は水垢や尿石などのアルカリ性の汚れを落としやすいです。

重曹スプレーは、ぬるま湯200mlと重曹大さじ1杯程度をスプレーボトルに混ぜて完成です。クエン酸スプレーは水200mlに小さじ1杯程度を混ぜて完成です。

・重曹スプレーとクエン酸スプレーの使い方
トイレ内の主な場所での、実際のスプレーの使い方をご紹介します。

1. 便器のふた、タンクの上
重曹スプレーを布などに吹きつけて汚れ部分を拭きます。手洗い器の水垢や蛇口部分にはクエン酸スプレーを使いましょう。こちらも同様の使い方で大丈夫です。汚れを取った後は、最後に水拭きをして完了です。

2. 便器の内側
重曹スプレーを内側全体に直接吹きつけ、しばらく放置した後に拭きとります。3分程度が目安です。重曹スプレーでも汚れが取れない場合は、その後クエン酸スプレーを吹きつけて再度汚れを拭きとってみましょう。

3. 壁、床
まず、重曹スプレーを吹きつけた布で全体を拭き、その後クエン酸スプレーを吹きつけた布で仕上げをしましょう。

トイレを汚さないことが一番大切!

これまで紹介してきたように、トイレ掃除には手間と時間がかかります。そこで、トイレを清潔に保ち、掃除の手間をできるだけ省くことができるようにする工夫をいくつか紹介します。

1.トイレスタンプを利用する
便器部分にひと押しスタンプするだけで、汚れがつくのを予防してくれます。便器内をブラシでこすって掃除する回数を減らせます。

2.タンク内に重層を入れる
1カップ程度の重曹をタンクに入れて、しばらくしたら流す方法です。また、この際に汚れを磨いておけばタンク内もきれいに保つことができます。

3.トイレマットを敷く
床に尿石等の汚れが付着するのを防ぐことができます。ただし、マットは定期的に交換しましょう。

トイレの衛生環境を保っておくことはとても大切です。日ごろからトイレを汚さないように予防しながら、こまめに掃除することを怠らないようにしましょう。