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野多目にある変わったものを奉納する神社

2020年05月26日

▲ 野多目にある照天(しょうてん)神社。

▲ 聞く所によるとこの神社には、ある変わったものを奉納する習慣があるらしいのです。

いったいどんなものを奉納するのかを調べるべく、照天神社にやって来ました。

▲ 神社にたどり着くまでの階段が長い・・・。

▲ 息を切らせながらやっとのことで登ってきました。

▲ 神社は至って普通のもの。特に変わった様子もありません。

▲ しかしふと足元を見るとこんなものが・・・。これ、いったい何なんでしょうか??

▲ 神社の案内看板にはこう書かれていました。

由緒

日本最初の夫婦の神様で、伊邪那岐大神は我が国の山川草木萬物を生まれた神、伊邪那美大神は天照皇大神、月讀命、須佐男命を生まれた神代七代の神として廣く知られています。(古事記)

御創建

明らかではありませんが、現在野多目小学校の近くに古屋敷と言う地名があり、ここに小祠を建てて御祀りしていたと古老は傅えています。正保元年、後光明天皇の時代(今より遡ること三四六年前)現在の小高い森へ移し、照天神社とはその後の社名です。
伊邪那岐大神は、筑紫の国の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊祓いをされたと言う故事に因んで、祓いの神様として崇敬されています。

御神徳>

縁結びの神、夫婦和合の神として尊崇され、奉賛として馬の絵馬、二又大根等を奉納する習俗が伝えられています。

▲ おぉ!これ大根だったんだ!しかも二又になった大根!

▲ ではさっそく参拝してみます。

▲ 天井部分にはたくさんの絵馬が奉納されていました。

絵馬を注意深くみていると・・・・

▲ あっ!ここにも大根が!!大根だけが描かれた絵馬・・・なんともシュールです。

奉納された年月日はわかりませんでしたがかなり古いもののようです。

▲ 聞く所によると、二又大根は昔から縁起が良いものだと考えられていたそうです。

この照天神社は夫婦の神様ということでふたつのものが一つに寄り添った姿を夫婦円満のシンボルと考えてできた習慣なのかもしれませんね。

▲ なんとも不思議なものを奉納する神社、みなさんも参拝に行かれてみてはどうでしょうか。

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