
▲ 春になるとたくさんの桜が咲く西公園。(※写真提供:福岡市)
ここは「日本さくら名所100選」にも選ばれている場所で約3000本もの桜の木があります。
西公園の場所は江戸時代には徳川家康を祀る「東照宮」が建てられていましたが、維新後の明治14(1881)年に公園として整備され、桜が植えられました。
以来、福岡でも有数の桜の名所として知られるようになり毎年多くの人が訪れています。

▲ こちらは昭和初期の西公園でのお花見の様子です。
着物姿でおめかしした女性の姿が風情たっぷり。やっぱり着物に桜は合いますね。

▲ こちらの絵葉書には「櫻の咲いた時やアいさぎえー人の出ますばい」と書かれています。

▲ 福岡市役所と福岡市観光協会が発行した絵葉書にも西公園は桜の形で型どったデザインになっています。
その西公園の写真は光雲神社の鳥居前に咲く桜が写されています。

▲ 別アングルから撮影された光雲神社の鳥居前の様子。
鳥居の左側にスペースが設けられてお花見をしていたようですね。

▲ ちなみに現在の様子はこのような感じです。

▲ こちらは西公園の山上。満開の桜がキレイです。
親子連れで花見を楽しむ人々が写されています。

▲ こちらの西公園に向かうまっすぐな道。
この道の大正時代頃の様子はこんな感じです・・・・

▲ これまた大変風情のある写真ですね!
左右に茶屋や土産物屋などの商店が建ち並び、道にも桜が植えられていたようです。
たくさんの人が公園の方向に歩いて行っている様子を見ると、昔の人も毎年桜を楽しみにしていたのだなぁとしみじみ思えてきます。

▲ もうしばらくするとたくさんの桜でキレイに色づく西公園。(※写真提供:福岡市)
古い写真と見比べながら楽しんでみるのも良いかもしれませんよ。