橋本八幡宮の近くに福岡の殿様が誕生した時の胎盤があるとのことで見に行ってみました。

▲ 福岡市西区にある橋本八幡宮。

▲ 橋本八幡宮の末社に須賀神社という神社があります。

▲ 須賀神社のさらに横には小さな稲荷神社があります。

▲ この稲荷神社の祠の中を見てみると・・・・

▲ このような幅50cmほどの岩があります。
実はこの岩の下には福岡藩三代藩主黒田光之が誕生した時の胎盤が納められていると言われています。

▲ 橋本八幡宮の近隣にはかつて福岡藩の別邸があり、福岡藩二代藩主の黒田忠之が橋本の地で出会った娘(養照院)を側室として迎え、のちに三代藩主となる黒田光之が誕生しました。
普通であれば側室として迎えたのであれば城の近くに行くのが普通なのですが、一説によると黒田忠之と養照院はあまり仲が良くなかったため一緒に住まず、黒田光之もこの橋本の地で誕生したと言われています。
黒田光之が誕生した際、その胎盤は橋本八幡宮の横に埋められたのだそうです。

▲ このように胎盤を埋める風習は胞衣(えな)信仰と言われ、子供が健やかに育つようにと古くから行われてきたものです。
その胎盤が埋められた場所がのちに神社となって信仰の対象になるパターンというのは各地でみられ、例えば、天照大神が生まれたときの胎盤(胞衣=えな)が埋められている岐阜県の恵那山(えなさん)の山頂は恵那神社となり信仰を集めています。
この橋本八幡宮の末社もそのような流れで神社となり、信仰されてきたのかもしれません。

▲ そのような理由から、この岩の上には絶対に乗ってはならないと伝えられているのだそうです。