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小戸公園で今でも石炭が採れる?

2020年05月26日

▲ バーベキューやヨットなどができる公園として福岡市民の憩いの場になっている小戸公園。
公園を北方向に進んでいくと妙見岬と言われる岬があります。


▲ 岬には砂浜があり、海の向こう側に能古島が見える絶景スポットです。

▲ この砂浜、よく見ると周囲一帯に黒い石とオレンジ色の石が散乱していることがわかります。

▲ 実はこの黒い石は石炭なんです。

▲ そしてこのオレンジ色の石は「シャモット」といわれる石炭が発火してできたものです。

▲ その昔、小戸、豊浜、姪浜一帯に「姪浜炭鉱」と言われる炭鉱がありました。

そして、現在のマリナタウンと小戸公園の二箇所に炭鉱を掘る際に掘り出された土や捨石(ボタ)を積み上げた「ボタ山」が作られていました。

▲ 小戸公園のボタ山は現在の芝生広場あたりにそびえ立っていました。

▲ その後、ボタ山は平成元(1989)年に開催されたアジア太平洋博覧会(よかトピア)の際に海の埋め立てに使われ消滅しましたが、現在でも砂浜には石炭が残っています。

▲ かつてこの場所に炭鉱があったことを示す痕跡が今でもこうやって残っているのは驚きですね。

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