「私の家って光熱費高いかも！？」「他のおうちはどれぐらいかかっているんだろう？」と疑問をお持ちではありませんか？1人暮らしや2人暮らし、3人家族、4人家族それぞれの、光熱費の平均額をご紹介します！気になる冬場の光熱費や節約術もご紹介します！
ライフスタイル別！光熱費平均まとめ
1人暮らしから4人家族まで、ライフスタイルや家族構成ごとに光熱費の平均をまとめてみました。みなさんのおうちの光熱費と比較してみてくださいね。
1人暮らしの光熱費の平均は、いくら？
光熱費には、電気代・ガス代・水道代が含まれます。1人暮らしの光熱費の全国平均額は、ずばり、1万1028円。そのうち電気代は5320円と半分を占めています。（総務省統計局の平成28年家計調査より）
この金額は年間の平均額なので、冷暖房を使う夏場や冬場にはさらに高くなり、春秋は下がります。
ガス代は冬場のみ上がる傾向があり、さらに、ガスの種別が都市ガスかプロパンガスなのかによって金額がだいぶ異なります（プロパンガスのほうが高い）。
あくまで平均額なので、家にいる時間の長さや住んでいる地域の気温などによっても変わってきます。割と暖かい福岡市での1人暮らしの光熱費は、年間平均で1万円以内に収めている方も多いようです。
同棲や新婚さんなど、2人暮らしの光熱費平均はいくら？？
新婚さんや、パートナーとの同棲など、これから2人暮らしをお考えの方も、あらかじめ光熱費がどれぐらいかかるか、知っておくと安心ですね！
2人暮らしでの水道光熱費の全国平均額は、1万8647円。そのうち電気代は8933円で、やはり半分近くが電気代です。（総務省統計局の平成28年家計調査より）
1人暮らしに比べると住居の間取りが広くなるため、光熱費も増えていますね。
3人以上の家族構成での光熱費平均はいくら？
3人家族・4人家族など、人数が増えると光熱費はさらに増えます。3人以上の家族構成の場合の平均額を見てみましょう！
3人家族の水道光熱費の全国平均額は、2万1835円、4人家族の水道光熱費の全国平均額は 2万2936円です。3人以上のファミリーとなると、人数が増えてもさほど大きく金額が変わるわけではないことがわかります。（総務省統計局の平成28年家計調査より）
ここでもやはり、半分を占めるのは電気代。電気を多く使う夏や冬にどれだけ減らせるかが節約のポイントといえそうです。
夏場や冬場の光熱費の違いと節約法
光熱費節約のポイントとなる夏と冬。夏場と冬場では、どちらが光熱費が高いかご存知ですか？
正解は、冬！エアコンやストーブ、コタツなど暖房器具の使用期間は、夏の冷房器具の使用期間よりずっと長く、電気代がかさみます。また、冷たい水からお湯を沸かしてお風呂に入るため、ガス代も上がります。
光熱費が膨らむ時期の節約法
それでは、特に大きく光熱費が膨らむ冬の節約法にはどのようなものがあるでしょうか？
＜電気代＞
冬の電気代が膨らむ要因は、やはり暖房器具。エアコンの設定温度を1℃下げるだけで、年間約1170円節約できます。20℃を目安に設定しましょう。また、窓やドアの開閉を減らす・厚手のカーテンやカーペットを使う・室内でも1枚多く着るなどの対策も有効です。しょうがやこしょうなどの香辛料を入れたお鍋で体の中から温まるのもいいですね。
さらに、定期的なフィルター清掃も節約のポイント。新型のエアコンは10年以上前のエアコンに比べて40％も省エネ設計となっていますので、古いエアコンをお使いの方は、思い切って買いかえるのもひとつの方法です。
＜ガス代＞
冬のガス代が上がる原因は、お風呂。追い炊きを避けるため、家族みんなで続けて入浴することを心がけましょう。浴槽にフタをすることも忘れずに！また、水をためてから沸かすよりも、浴槽にお湯をためるほうが節約に。また、3人までならシャワーが、4人以上ならシャワー+お風呂のほうが節約になるというデータもあります。スイッチ式の節水シャワーヘッドを利用するのもいいですね。
ライフスタイル別・家族構成別の光熱費平均をご紹介しました。みなさんのおうちは、平均と比べて、高かったでしょうか？低かったでしょうか？
「電気代」「ガス代」「水道代」と項目別の平均額なども見てみると、さらに節約につながります。こちらも合わせて確認してみてくださいね。
