一人暮らしを始める時「どんなインテリアにしようか」と考えるとワクワクしますよね。自分だけのお城だから好みに合った居心地のいい部屋にしたい!でもスペースには限りがあるのが悩みどころです。今日は、そんなあなたに一人暮らしのインテリアを間取り別にレクチャーします。ぜひ参考にして、あなただけの素敵なお城を作ってくださいね。

壁面を有効利用してショップのようなお部屋に!1Kのインテリア
4.5畳に満たないキッチンと居室からなる1K。キッチンと居室は区切られているものの、食事や睡眠などのすべてを限られたスペースで行う1Kでは、おしゃれなインテリアは無理とあきらめる人もいます。
1Kの場合は、家具の大きさや高さ、インテリアの色調などにこだわれば、思った以上に素敵な部屋を作ることができます。まずは、部屋の第一印象となるテーマカラーを決めましょう。
この時、テーマカラーはなるべく淡い色調にするのがコツ。ミントブルーやピンク、明るいグリーンなどなるべく明度の高い色をテーマカラーにすると圧迫感がありません。カラーをあまり使わず、ナチュラルな木目をテーマにしても素敵ですね。
テーマカラーは、カーテンやクッションなど、バランスを考えながら白などと調和させて取り入れましょう。すべて同じカラーで統一すると、メリハリがなくのっぺりとした印象になってしまうので要注意です。
そして家具はなるべくロータイプ、かつ小さめをチョイス。ベッドを置くのならローベッドに、チェストなら腰高など、家具を低めに揃えると空間が広く見えてスッキリします。その際、できるだけ家具を壁面に寄せることもポイントの一つ。
もう少しおしゃれな空間にしたい人は、壁面を上手に使ってみて。賃貸でも傷がつかない壁面収納やディスプレイ棚で、ショップのような収納棚や飾り棚をつければインテリアにメリハリがつきます。
あれもこれもと必要な家具を詰め込むのではなく、必要最低限の家具の高さや色調を揃えるだけで、思った以上におしゃれで開放的な空間が作れます。
柔軟な発想が素敵なお部屋へのカギ!より快適に過ごす1DK

4.5畳以上のダイニングキッチンと居室からなる1DKのお部屋。キッチンとダイニングを兼ねる部屋があるのが1Kと異なる点です。一人暮らしのほか、カップルなどで暮らすことも可能な間取りですね。
1DK の一般的なレイアウトは、キッチンにダイニングテーブル、居室に小さめのソファーやベッドを置くことが多くなります。しかし思いのほか空間を使ってしまい、なんとなく手狭な印象になってしまうことも。
1DKのお部屋を広く快適に使うコツは、ダイニングキッチンの使い方がカギ。例えば、あえてダイニングテーブルを置かず、奥行きが狭く邪魔にならないカウンターを設置してみてはいかがでしょう。
ダイニングテーブルほどスペースも取りませんし、お気に入りのスツールを置けばまるでカフェのような空間になります。ちょっとした観葉植物やお気に入り雑貨の飾り棚を兼ねてもいいですね。
友だちを招いて食事をしたり、料理を作ることが趣味なら作業台を兼ねた二人用ダイニングセットをコーナーに寄せておくのも手。座ると目に入る壁には素敵な絵や写真、壁掛けタイプのグリーンなどを飾るとおしゃれなコーナーになります。
それほどダイニングテーブルの必要性を感じないなら、DKの床にラグを敷き、低いテーブルを置けばダイニング兼リビングに早変わりします。少人数掛けのローソファーを置けば、ほっとするくつろぎ空間になりそう。
ダイニングにはダイニングテーブルという概念を捨てて、自分が心地よい空間づくりを目指すのがおすすめです。

いかがでしたか?間取り別の家具のチョイスやレイアウトをご紹介しました。ちょっとしたコツをおさえるだけで、限りある空間もより広く、快適に使うことができそうです。みなさんもぜひチャレンジしてみてくださいね。