家賃の支払い方法はいくつかありますが、なかでも抑えておきたいのが「引き落とし」。上手く活用すると、手間も省けて節約にもなります。引き落としについての基礎知識をご紹介します。

家賃の支払い方法は4パターンある!
賃貸物件であれば必ず発生する家賃の支払い。この支払い方法には大きく分けて4つのパターンがあります。
1.現金を手渡しする
大家さんまたは管理会社に、毎月現金を手渡しする方法です。現在ではほとんどありません。
2.指定口座へ振込する
指定された口座へ、毎月家賃を振り込む方法です。家賃の支払い方法としては一般的です。
3.自動引き落とし
入居者の銀行口座から、毎月決まった日に家賃が引き落としされます。管理会社に口座振替依頼書を提出します。銀行が指定される場合があります。
4.クレジットカード払い
物件によってはクレジットカード払いができる場合もあります。まだ少数派です。
振込と自動引き落としのメリット・デメリット

家賃の支払い方法として主流なのは、「振込」と「自動引き落とし(口座振替)」です。入居者がどちらか好きなほうを選択できる場合もあります。それぞれのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
<振込>
・メリット
書類の記入や手続きが必要なく、決められた口座に決められた期日に毎月振り込むだけと簡単です。
・デメリット
何かの都合で振り込み忘れてしまうと、滞納になってしまいます。また、指定口座と自分の利用している口座が違うと毎月の振込手数料が高くつく場合があります。
<自動引き落とし>
・メリット
口座に残高さえ残っていれば、家賃の支払日を忘れていても自動的に引き落としされます。引き落としにかかる口座振替手数料は、入居者負担の場合と管理会社負担の場合があります。一般的には振込手数料より安くなります。
・デメリット
最初に口座振替依頼書の記入捺印が必要になります。また、管理会社から引き落としに利用する銀行を指定される場合があります。その銀行の口座を持っていなければ新規開設が必要です。ただし、同じ銀行での振替になるため振替手数料は無料または低額です。
自動引き落としの注意点!引き落とし日は?引き落としできなかったら?
振込と自動引き落としのメリット・デメリットを比べてみると、忙しい方なら特に自動引き落としにするほうがよさそうです。自動引き落としにするときの注意点を見ておきましょう。
<引き落とし開始のタイミングは?>
口座振替依頼書を提出後、2ヵ月程度は自動引き落としされません。その間は振込が必要となりますので忘れずに行っておきましょう。
<引き落とし日はいつ?>
引き落とし日は物件によって異なります。手続き時にしっかり確認して、期日前に残高があるようにしておく必要があります。一般的に多いのは25日。25日が土日に当たる場合は前倒しになる場合と翌営業日になる場合がありますので、合わせて確認しておきましょう。
<残高が足りなかったら?>
引き落とし日に残高不足だった場合、再度引き落としがかかる「再引き落とし」が設定されている場合と、されていない場合があります。物件によって異なりますので、再引き落としの有無についてもあらかじめ確認しておくと安心ですね。

入居物件に自動引き落としサービスがない場合は?
物件によっては、指定口座への振込しか支払い方法が用意されていない場合があります。
毎月振り込むのは面倒だし、忘れそうで怖いな・・・という方におすすめなのが、各金融機関に用意されている「自動送金サービス」です。
毎月決まった日に、決まった金額を、指定した振込口座へ自動的に振り込んでくれます。取扱手数料や振替手数料がかかりますが、うっかり振込忘れがなくなるのでとても便利です。
自動引き落とし(口座振替)との違いは、管理会社に口座振替依頼書を提出するのではなく、入居者自身が金融機関へ出向いて手続きする必要があること。振込先の情報と利用口座の情報、銀行印を持って行けば手続きすることができます。
また、物件を退去する場合は自分で自動送金を止める必要がありますのでご注意ください。
家賃の滞納は金額も大きく、入居者の信用に関わってきます。自動引き落としや自動送金などの便利なサービスを活用して、払い忘れがないように気をつけたいものですね。