※【最新情報】8月3日
生活費のなかでも、大きな割合を占める食費。一人暮らしの場合、毎月いくらくらいかかるのでしょうか?食費にかかる金額の目安や食費を抑えるポイントを知って、節約につなげていきましょう!

一人暮らしの食費の平均値はいくら?
まずは、一人暮らしの食費の平均値を見ていきましょう。
総務省の家計調査によると、単身世帯全体の平均値は42,049円です。あれ?思っていたより高い・・・と思われた方もいるかもしれませんね。
年齢別や収入別でも見てみましょう。
■年齢別
34歳以下 <男性>42,747円 <女性>33,157円 <平均>38,666円
35~59歳 <男性>53,035円 <女性>36,100円 <平均>46,498円
60~64歳 <男性>43,997円 <女性>39,490円 <平均>41,078円
65歳以上 <男性>42,891円 <女性>39,362円 <平均>40,527円
■年収別 (1ヶ月当たりの平均食費)
100万円未満 (32,337円)
100~200万円 (35,754円)
200~300万円 (40,855円)
300~400万円 (44,718円)
400~500万円 (42,588円)
500~600万円 (49,906円)
600万円以上 (57,178円)
(2023年 総務省家計調査調べ)
平均値と比べてみていかがでしたでしょうか?
改善が必要な方は下にある食費節約術をぜひ参考に挑戦してみてください!

食費を抑えるポイントは、なんといっても自炊!
家計調査の結果を見てもわかるように、食費を抑える第一のポイントはなんといっても、外食を減らして自炊することです。
一人暮らしで働いていると、「お昼はみんなでランチ」「夜は疲れて、家で作る気にならない」となってしまうのもわかります。節約のために何がなんでも自炊!と思うと長続きしないのも事実。
まずは、負担にならずにできる「ゆる自炊」から始めて、少しずつ食費を減らしていくのがおすすめ。
普段はほぼ外食、またはコンビニなどで買ってきて食べている、という人でもできる「ゆる自炊」のポイントをご紹介しましょう。

忙しい人でもできる「ゆる自炊」、3つのポイント
<その1>ご飯は家で炊いて冷凍する
まずは炊飯器でご飯を炊くところから始めましょう。ご飯が家にあると思うと、「家で食べようかな」という気持ちになれます。
ただし、毎日のように一人分のご飯を炊くのは大変ですし、電気代もかかります。ある程度まとめて炊いたご飯をラップで包んで、冷凍しておくのがおすすめ。
食べたいときに電子レンジで解凍すれば、いつでもホカホカのご飯が家で食べられます。
炊いたご飯におかずを買ってきて食べるだけでも、レストランなどで外食するよりは節約になります。これが「ゆる自炊」の第一歩です。
<その2>まずは一品だけ作ってみる
次に、おかずを作ってみます。これも、最初からすべての品数を用意しようと思うと急に面倒になってしまいます。また、複数のおかずを作るためにたくさんの食材を買うと、なかなか使い切れずにダメにしてしまうことも少なくありません。まずは、少ない食材で一品だけ作ってみましょう。
「キャベツを刻んだだけ」に、お惣菜のコロッケやトンカツ、そして冷凍しておいたご飯。これだけでも立派な夕食になります。作るといっても、最初は「切るだけ」でも構いません。
とにかく「家で食べる」ことに慣れることが先決。次第に、「キャベツにトマトを加えてみよう」「茹でて味付けしてみよう」と発展していけば、いつのまにかできる範囲が増えていきます。
<その3>電子レンジ調理や炊飯器調理を使いこなす
少しずつ作ることに慣れてきたら、メインのおかずなども作ってみましょう。そのときに便利なのが「電子レンジ調理」や「炊飯器調理」。
自炊が面倒な理由は、実は作ることよりも「終わったあとの洗い物が大変」というところにあることも。洗い物をなるべく減らすために、調理器具を最小限にできる「電子レンジ調理」は大きな味方です。
電子レンジ調理の書籍などもたくさん出版されていますので、参考にしてみましょう。
また、料理が苦手でも失敗することが少ない「炊飯器調理」もおすすめ。ピラフやドライカレーなどのワンプレートごはんのほか、煮物やスープなど、炊飯器ひとつでいろいろな料理が作れるので、自炊が楽しくなること間違いなしです。
最近は、調理機能がついた炊飯器が多いので、これから炊飯器を買うなら、そういった機種を用意するのもいいですね。
いつもの外食を自炊に変えて、食費を節約したら、その分を貯蓄に回したり趣味に使うことができ、生活に余裕が生まれます。少しずつ始めて慣れていけば、だんだん節約できる金額が増えてくるはず!ぜひチャレンジしてみてくださいね。