※【最新情報】10月13日
毎月支払う固定費の中でも、大きな割合を占めるのが家賃。その家賃をクレジットカードで払ったり、契約時に必要な初期費用をクレジットカードで払ったりできるのでしょうか?ここでは、お部屋の賃貸借契約におけるクレジットカード払いについてご説明します。
家賃をクレジットカード支払いできる?
『家賃の目安は収入の約3割』など聞いたことがある方もいると思います。毎月の支払の大半を占める家賃をカード払いができるとポイントも貯まってお得ですよね。
ただ、家賃をクレジットカードで支払える物件は非常に少ないので、期待通りの物件が見つからずお部屋探しが難航する可能性も…。
なぜ家賃をカード決済できる物件が少ないのか?
お部屋を借りている借主は家賃を支払っているだけだと思いがちですが、実は借主と不動産管理会社、クレジットカード会社、大家間でのお金の流れに原因があります。
通常の振込や引落の場合の家賃の流れ

上記図のように入居者は50,000円の家賃を支払っていますが、不動産会社が家賃を集金し、管理料を差し引いた金額を大家さんに送金しています。
【管理料】
不動産会社が大家の代理で家賃を集金したり、募集や退去の手続きを行っています。
その際の手数料として大家さんから集金家賃の1~5%の手数料を受領しているものです。
クレジットカードを利用した場合の家賃の流れ

上記図のように、入居者は50,000円をクレジットカードで支払います。
仮にカード会社に払う手数料が3%だった場合、50,000円×3%=1,500円の手数料を不動産会社がカード会社に支払う必要があります。
不動産会社が大家さんから管理料5%で管理業務を委託していた場合、大家さんの手元に残る金額は47,500円ですが、クレジットカード会社と不動産会社間で費用が発生します。
カード支払をしない場合は不動産会社は2,500円を受領しますが、クレジットカード支払をした場合1,500円の手数料を払い、不動産会社は1,000円を受領します。
仮にクレジットカード会社に払う手数料が3%より高い場合や、不動産会社が大家さんから5%より低い管理料で業務を委託していたら?
不動産会社が大家さんの代理で行っている業務が、ボランティアになってしまいます…
上記のような理由が、クレジットカード支払できる物件が少ない理由です。
家賃をクレジットカード払いできるメリット・デメリット
メリット
・ポイント還元
家賃は決して安い金額でないため、その分をポイントに還元できるのであれば多くのポイントが貯まります。
そのポイントでいろんな買い物ができますね!
・手間の軽減
引落と同様に自動で支払いがされるため、滞納のリスクも低くなります。
また、引落や振り込みと違い、手数料もかからないです。
・支払タイミングの調整
実際の引落日を後ろ倒しにできる点もメリットです。
引落日までに現金を準備する必要がなくなり、急な出費にも対応しやすくなります。
デメリット
・利用可能なカードの制限
家賃の支払いがクレジットカードで可能な物件でも、特定のカードしか利用できない場合もあります。
その場合、新たにカードが増えることになってしまいます。
・ポイント付与対象外
家賃に関しては、ポイントの付与対象外になっている場合もあります。
事前にカード会社に確認をする必要があります。
・残高管理
引落日に口座残高が不足すると、遅延損害金が発生する可能性があります。
他の大きなお買い物と支払日が重なる場合などは、口座残高を気にしないといけません。
クレジットカードが使えるケース
- 入居前に支払う初期費用
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 通信費(インターネットなど)
家賃のクレジットカード払いができる物件や不動産会社が少なくても、入居前に支払う初期費用はカード決済可能な不動産会社が増えてきました。
住居の初期費用は家賃の3倍~5倍と高額なケースが多く、初期費用がクレジットカードで払えるだけでも非常に便利ですね。
入居後に関しては、光熱費はクレジット支払が可能なところもありますので、入居前にガスや電気、水道の連絡をする際に聞いてみてください。
生活に欠かせないインターネット代。こちらも会社によりますが、クレジットカード払いも可能です。
家賃のクレジットカード払いも今後は増えてくると予想されます。
課題としてはカード払いの手数料をお客様が負担したり、大家さんや不動産会社が負担したりというケース出てくると思います。
クレジットカードの普及率と企業努力でどの物件を選んでも家賃をクレジットカードで支払えるようになれば良いですね。