ぞうさんの知恵袋

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同棲解消…その原因と別れる際に行うべき準備とは?

2024年10月20日

※【最新情報】10月20日

同棲生活を始めたものの別れるカップルもいるものです。同棲後の別れにはタイミングや方法、家具や家電をどうするか?など色々な問題があります。同棲を始める前に事前に同棲解消の原因と準備すべきことを把握しておきましょう!

同棲解消の原因

『結婚』する前に、一緒に生活してみるというカップルもいます。
もしくは、同棲していたらいずれは結婚へ…という方もいるでしょう。
結婚に踏み切れず同棲を解消したカップルに聞いた同棲解消の原因をいくつかご紹介します。

【結婚願望がなくなったから】
一緒にいる期間が長くなると、結婚に踏み切るタイミングを見失い結婚願望がなくなってしまうことも…。
【生活環境や習慣の違い】
同じ屋根の下で他人同士が生活をする。お互いが育ってきた環境や習慣は違うものです。初めは気遣いや我慢もしますが、次第に気遣いも減ってくるものです。お風呂や食事の順番が違うだけで別れるカップルもいます。また社会人同士であれば、生活のリズム(勤務時間など)ですれ違うという方も…。
【経済面】
家賃や生活費を折半するなど、同棲前にルールを決める方も多いです。相手がいつまでたっても安定した職業に就かないなど、経済面に将来性が見えず別れる方も…。

どんなタイミングで伝える?

気持ちを伝える時はタイミングが大切です。ここでは最適なタイミングや避けるべきタイミングについてご説明します。

最適なタイミング

・お互いが落ち着いている時期
両者の気持ちが安定しているときに話し合うことが大切です。
・休日前
休みの日の前日に伝えることができれば、相手は考える時間ができます。次の日が仕事だと仕事にも影響が出てしまいます。
・仕事の繁忙期を避ける
相手を配慮して、忙しい時期は避けるようにしましょう。余計に悪い印象を与えてしまう可能性があります。

避けるべきタイミング

・感情的になっているとき
冷静に話し合いができない状態で切り出すのはやめましょう。感情的になっているときの話し合いは多くの場合、言い過ぎてしまったり、後悔してしまいます。
・重要な予定の前
お互いに重要な予定がある場合は、その予定が終わってからにしましょう。
同棲生活でも大切ですが、お互いを思いやり配慮を持って対応するようにしましょう。

上手に別れる為にはどんな準備が必要?

同棲していないカップルであれば、別れを告げて音信不通。これだけで終わることもできます。
ただ同棲している場合、難易度が高くなります。
どのカップルにも同棲解消までの課題が多いはずです。
課題を把握して、別れる際はしっかりと準備をしましょう。

相手の元を離れ、新居を探す

計画性なしに別れを告げても、その後の住む場所がありません。
友達の家に泊まりにいったりインターネットカフェで過ごしたり等すれば、相手の元を離れることは可能ですが、住居を決めないと仕事や学校に集中できないものです。

賃貸のお部屋を借りる場合、どれぐらいの日数が必要でしょうか?
すでに空室で内覧ができるお部屋であれば、早ければ2週間ほどで入居できます。契約書類が揃わない場合や、初期費用が準備できない場合などは、2週間以上がかかることもあります。
賃貸物件の場合、物件毎や管理会社や大家さん毎に契約手続きに必要な書類が違うので、最短入居に必要な日数を不動産会社の担当者に相談してみましょう。

別れる為に必要なお金を貯める

お部屋を見つけた場合、住居契約にかかる費用や家具や家電にも費用が掛かります。
賃貸物件にかかる費用の場合、仮に家賃が50,000円程の場合150,000円~250,000円ほどです。ただし敷金や礼金の有無で金額差がでます。
(キャンペーンなどで初期費用が安いお部屋などは除く金額です)
家具や家電を揃える場合も費用がかかります。2月~4月頃などであれば、家電屋などで「新生活応援セット」のような白物家電が3点や5点セットで安く販売していることもあります。同棲解消を決めるタイミングが大事になりますね。

荷物は捨てる?持って行くべき?

別れを切り出し、お互いが良い形で別れることができるのであれば、是非家電はもらいましょう。「相手との思い出が…」という方もいると思いますが、家電は購入する場合非常に高額です。貰えるものは貰うという姿勢が大事です。
同棲している場合、情もあり良い形で別れることができないケースも多々あります。
同棲解消はどのような原因であれ、別々に暮らすことが目的です。別れると決めて準備をし相手へ告げた後、話が進まないようであれば家具や家電は置いてでも別々の生活をスタートしましょう。

転居手続きを把握しておく

転居の準備を進めていき、相手方に別れを告げ出ていくことが決まればあとは手続きです。

  • 住民票
    役所で転出手続きと転入手続きが必要になります。転勤シーズンの3月4月や9月10月などは役所も混み合います。
  • 運転免許証
    身分証の代表的なもので運転免許証は警察署で裏書の記載をしなければいけません。
  • 郵送物
    こちらは郵便局で郵送物の転送をかける必要があります。年賀状や暑中見舞いなどの付き合いがある方には、引っ越し先を知らせておく必要もありますね。

上記が代表的な転居手続きです。
引っ越しを決めた場合は事前に手続きのやり方などは調べておきましょう。

別れる際の気持ちの保ち方

お部屋探しや引っ越しに伴う家具や家電のお買いもの、転居手続きなどは「別れ」を決めたら行動できるものです。
問題は引っ越して一人になった後の気持ちをどのように保つか?という点で悩む同棲解消者が多いです。
引っ越しの準備で忙しい日が続きますが、引っ越し後の1ヶ月分は遊びのスケジュールを入れたり、仕事や学校行事などに積極的に参加しスケジュールを埋めたり、一人で家で考える時間をなくすことが、寂しさや良い思い出に浸る時間がなく忘れるきっかけになります。

同棲を解消した原因やきっかけを理解できたでしょうか?また同棲後に「別れる」ことの手続きや準備の大変さをわかりましたか?
原因や対策をしっかり考えて同棲を始めてください。
とはいえ、同棲は悪いことばかりではありません。
別れる原因や手間を事前に理解し、同棲前にしっかりと話し合い、ルールを決めて同棲を開始しましょう。