ぞうさんの知恵袋

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同棲するまで&同棲後の1カ月の生活費、いくらかかるの?

2024年08月16日

※【最新情報】8月16日

晴れて同棲生活スタート!二人暮らしの生活準備はワクワクするものですよね。新居の物件探しなど、引越し前にすることもたくさん。そこで気になるのは、同棲生活にかかる費用。一人暮らしのときとは少し異なる同棲生活費用、まるごと解説します。

まずはここから!二人暮らし向けの間取りの家賃相場と初期費用

同棲生活スタートをきっかけに新しいお部屋を探すカップルも多いことでしょう。一人暮らしと二人暮らしでは適した間取りも変わります。「ワンルームでも二人で暮らせるなら快適!」と考えていたとしても、実際に生活をスタートすると収納が不足したり、プライベートな空間が欲しくなったりするもの。仲良く快適に暮らすためには、ある程度のスペース確保も必要と考えましょう。

気になる家賃相場について、福岡市の各区で比較してみると以下になります。
■中央区  1R:5.1万  1LDK:7.5万  2LDK:11.5万
■博多区  1R:5.1万  1LDK:7.1万  2LDK:8.8万
■早良区  1R:4.2万  1LDK:7.0万  2LDK:7.8万
■西区   1R:4.6万  1LDK:6.2万  2LDK:8.1万
■城南区  1R:3.6万  1LDK:6.1万  2LDK:7.2万
■南区   1R:4.2万  1LDK:6.8万  2LDK:7.4万
■東区   1R:3.8万  1LDK:6.6万  2LDK:7.8万

このように同棲で人気の1LDKの間取りであれば、一人暮らし向けのお部屋の家賃に比べると一人当たりの負担を抑えることができます。エリアによっては、2LDKでも一人当たりの負担を抑えることができますので、今後の貯金も考えてエリアを選定していきましょう。

そして忘れてはいけないのが賃貸契約の初期費用。入居前に「敷金」「礼金」「仲介手数料」「保証料」などのお金が必要です。初期費用の相場はおよそ家賃の4.5~5か月分程度と言われています(首都圏の相場)。

参考:一人暮らしを始める前に、初期費用を準備しよう。

家具や家電の準備はお金のかけどころを絞るのがポイント!

同棲生活をスタートする際、新居が決まったら次に準備したいのは新生活の家具や家電。それぞれ、もしくはどちらか一人でも一人暮らしをしていたカップルの場合、必要な家具や家電は既に持っているという人も少なくないでしょう。問題なく使用できるのであればもともと持っているものをとりあえず使用するのがベター。何もかも新しく購入するとなると、多額の費用がかかってしまいます。

逆に手持ちのものが使いにくいのは、カーテンです。窓の高さや大きさによってサイズが異なりますし、二人がそれぞれ持ち寄った場合、デザインがちぐはぐで落ち着かないインテリアになってしまうことも!カーテンはお部屋の雰囲気を大きく左右するアイテム。家具や家電はなるべく手持ちのもので済ませつつ、カーテンは二人のセンスに合ったものに新調すると新生活らしいワクワク感のあるお部屋に仕上がります。

いよいよ新居へ!引越し費用もチェックしておこう

いよいよ新居への引越し!引越し費用の目安も押さえておきましょう。福岡県内の引越し費用の目安は、通常期で単身の相場が3万2800円。引越し業者に依頼をする場合、単純計算して7万円弱の費用がかかると考えておくべきでしょう。

一方、実家から引越しをする場合などは、家具や家電がほとんどなく、衣類や身の回りのものの移動のみで済むことが多いため、自分たちで荷物を運ぶことによって引越し費用の節約も可能です。休日などに少しずつ荷物を運んで新しい生活にシフトしていく、というスタイルもよいかもしれませんね。

新生活スタート!気になる二人暮らしの生活費とは?

さあ、楽しい同棲生活がスタート!
同棲に必要な生活費(家賃、食費、光熱費、通信費、日用品代など)はざっくり計算すると1カ月12~17万円だと言われています。
では、気になる二人暮らしの生活費は一人暮らしのときと比較してどのように変化するのでしょうか?

・食費:4〜5万円程度
自炊をして自宅で食事が基本のカップルであれば一人暮らしのときと比較してエンゲル係数は下がる傾向に。一人暮らしの場合食材を使い切れずに処分してしまうこともありますよね。その点、二人の場合は食材のストックがあってもしっかり使えます。一人だと億劫だったお弁当作りも二人なら手間が同じで節約に繋がります。同棲生活スタートをきっかけに自炊やお弁当作りに二人でチャレンジするのもよさそうです。

・光熱費:1万5000円程度
基本料金が一本となるため、一人暮らし同士よりも同棲生活のほうが一人当たりの費用負担が下がることが多いでしょう。使用料は二人分になるわけですが、それでも基本料金の一本化を考えると二人暮らしのほうが少しお得に。

・通信費:2万円程度
今や生活に欠かせないネット環境費用についても契約がひとつで済むため、一人暮らしと比較して一人当たりの料金負担が軽くなるといえるでしょう。

・日用品代:3000円程度
ティッシュや洗剤などの生活必需品は、1人暮らしの時と比較すると1.5~2倍必要になると考えておきましょう。

憧れの同棲生活、スタート時には一定の費用がかかるものの、生活をスタートすると一人暮らしのときよりも生活費の実質負担は軽くなる傾向にあります。とはいえ、生活での優先順位やお金の価値観はそれぞれ。同棲スタートする前に、二人でしっかりと話し合って、生活費分担のルールなどを決めておくのがオススメです。