ぞうさんの知恵袋

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みんなの食費どれぐらい?家族構成別で食費平均をチェック!

2024年08月29日

※【最新情報】8月29日

「うちの食費って高い?安い?」と疑問をお持ちの方に、2人暮らし、3人家族、4人家族それぞれの食費の平均額をご紹介します。簡単にできる食費の節約術や節約のコツもご紹介します!

2人暮らしの食費平均はいくら?

2022年の2人暮らしでの月々の食費平均は6万7573円となっています。

2人暮らしといっても、「働き盛りの共働き夫婦」と「リタイア後の老夫婦」では、食事のボリュームや外食の回数なども異なります。平均はこれぐらいと知っておくと、多いか少ないか考えるときの参考になるでしょう。

この金額には、飲み物やお酒、お菓子、外食も含まれます。また、このうちの約1万円が調理食品(惣菜など)だと言われています。「外食も入れたら、うちではもっと多い!」という2人暮らしのご夫婦も多いのではないでしょうか?

3人暮らしの食費平均はいくら?

2022年の3人暮らしでの月々の食費平均は8万554円となっています。

3人暮らしとなると、子ども中心の生活をされている方が増えるため、自炊を基本に生活されている方も増えてきます。
ただ、最近は共働きの家庭も多く、調理食品(惣菜や冷凍食品)などを活用し、家事の時間を短縮していることが伺えます。

4人暮らしの食費平均はいくら?

2022年の4人暮らしでの月々の食費平均は8万8000円となっています。

最も大きな割合を占めていたのが、外食費でした。家族が増える分、外食をするとなると一人当たりの金額が上がってしまうことが要因だと考えられます。次に高い割合だったのが、調理食品でした。これは、3人暮らしの時と同様、家事を時短でできるように工夫されていることの表れだと考えられます。

簡単にできる、食費節約のコツ!

このように、食費を膨らませる大きな要因は「飲料や菓子などの嗜好品」そして「外食」と言えます。家族の人数が増えれば増えるほど、これらを節約することで食費を抑えることができるのです。

また、2人暮らしでも3人以上のファミリーでも、食費のなかで大きな割合を占めているのが「調理食品」。3人家族では食費平均額7万4060円のうち調理食品は1万26円で、食費全体の13.5%となっています。調理済みの食品をなるべく減らすことも節約につながるということですね。

そのほかにも、買い物の仕方やレシピを工夫することで、さらに食費を節約することができます。

今日からできる簡単節約術!買い物編

<いつも行くスーパーを絞る>

最近のスーパーではポイント制度があることが多く、ポイント還元で結果的に安くなることも少なくありません。なるべくひとつのスーパーに絞ることでポイントを貯めやすくなりますので、お気に入りのスーパーを絞り込んでみましょう。

<スーパーの特売日をあらかじめ調査>

お気に入りのスーパーが決まったら、そのスーパーの特売日やポイント還元率が高くなる日を調査しましょう。「火曜・水曜は特売の日」「土日はポイントアップ」など、スーパーによってお得に買える日があるはずです。

<まとめ買いで買い物の回数を減らす>

特売日をチェックしたら、なるべくその特売日にまとめ買いをします。スーパーへ行く回数を減らすことで余計な出費を減らしましょう。

<一人で買い物へ行く>

夫婦での買い物が大事なコミュニケーション、という場合もあると思いますが、必要でないものがカゴに入ってしまうことも・・・。なるべく一人でささっと買い物を済ませましょう。

 

今日からできる簡単節約術!料理編

<安価食材×節約レシピをレパートリーに>

献立を決めてから買い物へ行くよりも、買い物へ行って特売になっている食材をゲットして、それを調理するほうが食費を抑えることができます。

また、いつも安い「安価食材」を上手く使った節約レシピをいくつかレパートリーに加えておくのもおすすめです。安価食材の代表は「もやし」「鶏むね肉」「卵」など。レシピサイトでは節約レシピがたくさん紹介されていますので、チェックしてみてくださいね。

<お弁当持参で外食を減らす>

節約の効果が高いのは、職場へお弁当を持っていき外食を減らすこと。とはいえ、いきなりきちんとしたお弁当を作ろうとすると短期間で挫折してしまうことも。

そんなときにおすすめなのが「一品だけのお弁当」。例えばおにぎりだけ作って持っていき、コンビニでサラダを買い足す。これだけでもランチを丸々外食するよりはずっと節約になります。

<野菜を長く保存して使い切る>

時期によってはどうしても高くなりがちな野菜は、なるべく長く保存して使い切ることがポイント。野菜によって最適な保存方法は異なります。調べてみると意外と保存方法を誤解している野菜もあるかも?!

 

このように、食費はいろいろな支出のなかでも節約しやすい項目です。取り組みやすいところから節約にチャレンジしてみてくださいね。