※【最新情報】7月21日
多くの自治体で来年春の保育園申し込み書類の配布は今年の秋に始まります。ちなみに福岡は10月配布開始〜12月初旬締め切りです。ということは、子どもを保育園に入れたいママ・パパは事前に保育園をピックアップしておく必要があります。
もちろん子どもが楽しく通えるのが一番だけれど、ママ・パパにとって、職場や自宅から近い環境も捨てがたい・・・。中には転勤など慣れない土地で保育園を選ぶ人もいるかもしれません。
ここでは子どもも親も納得できる「保育園の選び方」をご紹介します!
保育園選びはいつからはじめる?
保育園選びはいつからはじめるのが良いのでしょうか?新年度(4月に入園する場合の具体的なスケジュールをご説明します。多くの自治体は毎年10月~11月が4月の入園申請の時期なので、逆算して行動していきましょう。
◆出産後~9月まで
保育園の情報を集めていきましょう。家の近くから職場の近くなど検討できるエリアや、どんな保育園にお願いしたいかなど条件をピックアップしていきましょう。また、9月までに保育園見学まで済ませておくと10月以降スムーズに動くことが可能です。
◆10月~12月
多くの自治体は、10月より保育園児の募集を開始します。この時期は希望園を決定し、優先順位も決めておきましょう。また、その際に必要書類も併せて確認しておきましょう。
◆2月~
多くの自治体では、2月中に保育園に入園できるかどうかの通知が届きます。
◆お子様の月齢が小さい場合
保育園によって受け入れ可能な月齢も変わってきますので、条件に沿う保育園をあらかじめピックアップしておきましょう。
家からの近さが最優先?立地場所で保育園を選ぶ
幼稚園ならバスで子どものお迎えに来てくれますが、保育園のほとんどはママ・パパの送迎が必須。多くの方が自分の家の近くというのを、まず考えると思います。でも選ぶポイントってそれだけではありません。
入園させた後に「私たちの生活スタイルと合わない」「ウチの子と合わない」と感じることのないよう、しっかり事前に調べることが大事です。
・自宅近く?それとも職場近く?
自宅近くに子どもに合う保育園があれば、確かに便利ですね。ママ・パパどちらも送迎可能、通勤ラッシュに子どもを巻き込むこともありません。職場近くの保育園を選ぶメリットは、残業などに対応しやすい点。発熱などで保育園からの呼び出しがかかった時も、職場近くならすぐに行くことができます。
・郊外型の保育園と駅から近い街中保育園、どっちがいい?
自宅から車で通勤する方は、郊外型の保育園の方が便利かも。駐車場が複数台準備されていることも多く、アクセスが楽チンです。電車通勤の方は駅近の保育園も候補になりますね。
子どもに合う保育園って?環境や教育方針で保育園を選ぶ
いくら家や職場から近い保育園でも、ママ・パパ、子どもと合わない保育園選びは将来うまくいかなくなるかもしれません。やっぱり教育方針も大事なポイント!
明るく熱心な保育士さんに教育方針のしっかりした園長先生、広く清潔なお部屋。こんな保育園はどこでもきっと大人気。ではどうやって教育方針の合う保育園を見つけたらよいのでしょうか?
・保育園のホームページを見てみる
最近は保育園でもホームページがあるところがほとんど。ホームページにはその保育園の教育方針、1日の過ごし方などが書いてあることがあります。延長保育は何時までなのか、受け入れ可能な年齢、お勉強のカリキュラムが充実しているのか、外での体験プログラムが充実しているのか、給食の方針といった情報が読み解けます。
・見学する
事前に保育園の見学には必ず行っておきましょう。ホームページによいことがいっぱい書いてあっても、実際見学すると保育士さんに覇気がなかったり、掃除が行き届いていなかったりしたら嫌ですよね。園児たちの生活の様子だけでなく保育士さんの様子も要チェックです。実際に働いている人が働きやすいと感じる職場と嫌々働いている職場だと大きく違います。
条件を一つ外してみることでよい保育園が見つかったママ・パパの例
待機児童が問題となっている昨今、必ずしも希望した保育園に入れるとは限りません。そこで、最後に希望の保育園ではなかったけれど、最終的に納得できる保育園を見つけた友人の話を紹介します。
友人の希望する条件は認可保育園、自宅近く、広い園庭があること。その考えから自宅近くの保育園3つの申し込みをしましたがどちらも落選。
そこで保育園選びを再スタート。ですが、近くの保育園を探してみても締め切った保育園もありなかなかよい保育園が見当たらず・・・。困っていた時に、通勤途中にある小さな保育園のことを思い出しました。
調べてみると認可外、園庭もコンパクトで条件と違う保育園でしたが、近くに園の畑があったり、給食は無添加だったりとなかなかの施設とカリキュラム。さっそく見学に行ってみると、先生は親切、園児もノビノビ遊んでいて、友人は「ココだ!」とピンと来たそうです。
認可保育園は住んでいる自治体、勤務先のある自治体のどちらかしか選べませんが、認可外保育園はどこでも自由に選べます。認可外保育園には個性的なところも多く、一気に保育園選びの可能性が広がりますよ。条件を絶対視せず、柔軟に選んでみてくださいね。
最後に厚生労働省が記している「よい保育施設の選び方 十ヶ条」をご案内します。親子ともども、納得できる保育園選びができるといいですね。