※【最新情報】8月24日
子どもがそろそろ幼稚園、お仕事の関係で保育園に預けたい。そんなご家庭はチェックしておきたい金銭面。現在の福岡市について解説します。
福岡市の幼稚園におけるお金事情
福岡市には令和3年5月1日時点で私立幼稚園が117園あり、すべての幼稚園が預かり保育を行っています。
まずは、幼稚園に通わせる場合に必要なお金についてみていきましょう。
幼稚園教育部分にかかるお金
■新制度に移行した幼稚園・・・月額0円
■新制度に移行していない幼稚園・・・月額上限25,700円まで無償化
※通園送迎費、食材料費、行事費などの実費徴収の費用は保護者負担。
預かり保育部分にかかるお金
■保育の必要性がない場合は対象外
■保育の必要性がある3~5歳児・・・月額11,300円までの範囲で無償化
■住民税非課税世帯で保育の必要性がある満3歳児・・・月額16,300円までの範囲で無償化
幼児教育・保育の無償化によって、満3歳から5歳児クラスの子どもは保育料の家計への負担を減らせます。
新制度に移行した幼稚園は保育料の月額が0円となり、移行していない幼稚園は月額25,700円を上限として無償化の対象です。
また、共働き家庭が増える中、働きながら子供を幼稚園に通わせる方も多いと思います。
そんな時に幼稚園の預かり保育を利用する場合も、上限付きで無償化の対象です。
保育の必要性があると認定されると、3歳児クラスから月額11,300円、住民税非課税世帯の満3歳児クラスの子どもは月額16,300円まで利用料が無償化されます。
福岡市の保育園におけるお金事情
福岡市には、保育所、認定こども園、家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業、居宅訪問型保育事業などの様々な保育施設があります。
保育料
■3歳児クラス以上・・・月額0円
■3歳未満のクラス・・・父母の収入によって保育料が変わる
副食費・主食費
■3歳未満の副食費は保育料に含まれている
■3歳児クラス以上の副食費は支払いが必要(免除もあり)
延長保育や一時保育の料金
■保育料とは別に支払いが必要
3歳児クラス以上に所属する子どもの保育料が無償化されており、大賞であれば保育料は月額0円です。3歳未満の場合、子どもの父母の収入に応じて変わってきます。
また、保育料は当該年度4月1日の前日時点の子どもの年齢で決まるため、年度の途中で3歳になった場合もその年度中は保育料が変わらない点には注意が必要です。
幼稚園と保育園は、預けられる年齢、時間、お金など、様々な点で違いがあります。
幼稚園では満3歳から、保育園では3歳児クラス以上から保育料無償化の対象となりました。
金銭的な負担が減るとはいえ、給食費、送迎費など保育料以外にもお金がかかる点には注意しましょう。