ぞうさんの知恵袋

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<家族構成別>ガス代ってどれぐらいかかるの?節約する方法も知りたい!

2020年07月28日

一人暮らし・二人暮らし・3人家族・4人家族など、家族構成によって変わってくる月々のガス料金。家族構成別の平均的なガス代や、簡単にできる節約方法をご紹介します。

ガス料金の計算方法を知っておこう

まずは、ガス代がどのような計算方法で決定されて請求されているかを知っておきましょう。

ガス料金は、「基本料金」と「従量料金」の2つの組み合わせで決定されています。

 ガス料金=基本料金+従量料金

<基本料金>
基本料金は、その月のガス使用量に応じて変動します。1ヶ月の使用量が少ないほど、基本料金も低くなります。

<従量料金>
従量料金は、ガス使用量に応じて変動する従量単価に、ガス使用量をかけて計算します。

従量料金=従量単価×ガス使用量

基本料金と従量料金は、ガスの使用量で大きく変動します。使用量が増えるとガス代も大きく増える仕組みとなっているのです。

気になる!家族構成別の平均的なガス代をチェック

それでは、平均的なガス代を家族構成別に見ていきましょう。

<一人暮らし>
平均額:3,307円

一人暮らしの場合、お風呂や調理などでガスを使う機会が少なく、ガス代は低くなる傾向があります

<二人暮らし>
平均額:5,125 円

新婚さんや同棲中のカップルなど、二人暮らしになると、ガスを使って自炊をしたりすることもあり、ガスの使用量も増えていきます。

<3人家族>
平均額:6083円

子どもが1人いる想定の3人暮らしは、お風呂を沸かして入る機会も増えるなど、二人暮らしよりさらにガスの使用量が増え、ガス代もあがってきています。

<4人家族>
平均額: 6,190円

3人暮らしと4人暮らしでは、ガス代の変化はあまり感じられません。

家族構成でガス代が変化するポイントは「お風呂」でのガスの使い方にあるようです。家族の人数が増えるとお風呂でお湯を使う量が増え、ガスの使用量が増えていきます。キッチンでの調理もガスを使用しますが、家族全員分を一気に作ることが多いため、お風呂ほどは家族構成による影響を受けません。

お風呂がポイント!ちょっとした工夫で、ガス代を節約するコツ

それでは、ちょっとした工夫で節約して、ガス代を減らす方法をご紹介しましょう。

毎日のように入るお風呂やシャワーは、ガスの使用量の中でも大きな割合を占めており、ガス代を左右します。まずは毎日のお風呂から節約を実践してみましょう。

<お風呂でガス代を節約するコツ>
・シャワーのお湯を出す時間を短くする
・シャワーの設定温度を下げる
・なるべく家族全員が続けてお風呂に入る
・次の人がすぐお風呂に入れないときは、湯船にフタをして保温する

ちょっとしたコツですが、毎日続けると効果が出てきます。

それでは、シャワーとお風呂ではどちらがガス代の節約になりやすいのでしょうか?これは家族の人数によって異なります。

・一人暮らしではお風呂よりもシャワーを素早く浴びるほうがお得
・二人暮らし以上ではシャワーよりもお風呂にためたお湯を使うほうがお得
という調査結果もあります。
※出典元 エネチェンジ:https://enechange.jp/articles/bathing-saving
家族の人数が多いとシャワーで使うお湯の量が多くなるため、お風呂にお湯をためて使うほうがガスの使用量は少なくて済むのですね。

ガス代の計算方法や家族構成別の平均、そして節約するコツをご紹介しました。日常生活ではあまり意識していないガスの使用量に少し意識を向けることで、ガス代を節約することができそうですね!