ぞうさんの知恵袋

お引越しの準備、日々の生活のこと、人には聞きづらいけどやっぱり知りたいこと…
読んでおくとちょっとお得な知識がたくさん!それが「ぞうさんの知恵袋」です。

新生活で知っておきたい!ガスの種類と契約の流れ

2025年09月20日

※【最新情報】9月20日

新生活の準備をしていると、賃貸物件の情報で**「都市ガス」や「プロパンガス」**という言葉を目にすることがありますよね。なんとなく違いはわかっていても、具体的にどう違うのか、どうやって契約すればいいのか、わからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、都市ガスとプロパンガスの違いから、ガスの契約手順、さらには2017年から始まった「都市ガス自由化」について、わかりやすく解説します。

どう違う?都市ガスとプロパンガス

賃貸契約の際、物件によって「都市ガス」や「プロパンガス」などの違いがありますよね。これはその物件で使用するガスの種類。この2つのガスは原料から性質、各家庭への供給方法まで全く違います。

<都市ガス>

原料

メタンを主成分とする天然ガス

供給方法

地中に埋設されたガス管を通じて供給

料金

一般的にプロパンガスより安い

火力

プロパンガスより弱い

<プロパンガス>

原料

プロパンやブタンを主成分とする液化ガス

供給方法

ガスボンベを各家庭に設置して供給

料金

輸送費や人件費がかかるため、都市ガスより高い

火力

都市ガスより強い

都市ガスは、液化した天然ガスをタンカーで輸入し、気化させてから地下の配管を通って各家庭に届けられます。一方、プロパンガスは、液化したガスをボンベに詰めて各家庭まで運び、そこで気化させて使います。

料金は一般的に都市ガスの方が安いとされていますが、プロパンガスは火力が強いため、中華料理店など火力を重視する飲食店ではプロパンガスが選ばれることが多いです。

機器は専用のものが必要!

コンロなどのガス機器には、都市ガス用とプロパンガス用があります。ガスの種類が違うと使えないので、引越し先で使うガス器具を準備する際は注意が必要です。

ガスの契約手続きガイド:引っ越し前にすること

引っ越し先の物件が都市ガスかプロパンガスかを確認したら、いよいよ契約です。ガスの種類にかかわらず、契約の大まかな流れは同じです。

1.ガス会社に申し込む

・インターネットや電話で、入居予定のガス会社に連絡します。

・その際、ガス開栓の希望日と、立ち会い可能な日時を伝えます。

2.ガス開栓の立ち会い

・希望した日時に、ガス会社の担当者が来てガス開栓作業を行います。

・安全確認のため、契約者本人の立ち会いが必要です(代理人でも可)。

都市ガス物件ではガス会社を選べる!

都市ガスの配管が通っている物件であれば、原則として入居者が自分でガス会社を選ぶことができます。ただし、物件によっては入居時にガス会社が指定されている場合もあるので、賃貸契約の際に必ず確認しましょう。

2017年から変わった「都市ガス自由化」とは?

2017年4月からは、それまで特定の会社が独占していた都市ガスの販売が自由化されました。これにより、私たちは好きなガス会社を選んで契約できるようになりました。

「会社によってガスの品質が変わるのでは?」と心配になるかもしれませんが、ご安心ください。ガスの質はどの会社を選んでも変わりません。これは、新規参入のガス会社も既存のガス管を使ってガスを供給するため、すべてのガスが混ざり合って各家庭に届くからです。

ガス自由化のメリットとデメリットとは?

メリット

・多くの会社が参入することで競争が生まれ、料金プランの多様化や値下げが期待できます。

・電気料金とのセット割引など、お得なプランも増えました。

・政府による物価高騰対策として、料金の値引き措置が講じられるなど、一時的な負担軽減策も導入されています。

デメリット

・複雑な料金プランが増え、どれを選べばいいか迷ってしまうことがあります。

・ガスの原料となる液化天然ガスの価格が世界情勢の影響を受けやすくなり、料金が変動しやすい傾向にあります。

ガス自由化の恩恵を受けるためには、各社のプランを比較し、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

新生活は何かとやることが多く大変ですが、事前にガスの種類や契約の流れを把握しておけば、スムーズに準備が進められます。この記事が、あなたの新生活のヒントになれば嬉しいです。