ぞうさんの知恵袋

お引越しの準備、日々の生活のこと、人には聞きづらいけどやっぱり知りたいこと…
読んでおくとちょっとお得な知識がたくさん!それが「ぞうさんの知恵袋」です。

いざ引越し!ガスの開栓や解約の手続きはどうしたらいい?

2020年07月29日

引越しの際、ガスの使用開始(開栓)や停止解約(閉栓)には、ガス会社への申し込みや手続きが必要です。手続き方法や立ち会いの有無などをわかりやすく解説します。

ガスの開栓(契約開始)の手続き

引越し先でガスを使い始めるにあたって、必要な手続きをまとめました。

引越し先でガスを使うには、ガスの契約開始手続きが必要です。

利用開始日(開栓したい日)の1週間前ぐらいには電話またはホームページから申し込んでおきましょう。土日祝日を含め年中無休で訪問日を指定することができます。

申し込みの際には、以下のような情報が必要です。あらかじめ確認しておきましょう。

<ガス申し込み時に必要な情報>
・契約者の名前や連絡先
・作業当日に立ち合いする人の名前や連絡先
・ガスを利用する場所(引越し先)の住所
・建物の形態(一戸建て、マンション、アパート等、オ-トロックなど)
・接続するガス機器の有無

申し込みの後、指定した日に係員の方が訪ねてきます。ガスの開栓作業や点検が行われ、利用上の注意などを受け、特に問題がなければそれで完了です。

立ち合いは必要?所要時間は?

ガスの使用開始に当たっては、ガス会社から委託を受けた係員の訪問のもと、ガスの開栓作業や利用方法についての案内や諸注意を行ってくれます。そのため立ち合いが必要です。

作業の所要時間は、およそ30分です。

ガス開栓時の注意点

ガスを開栓するときには、ガス栓からガス機器をつないで開通作業をするため、あらかじめガスコンロなどガス機器の準備が必要です。

開栓の作業は無料ですが、ガス機器の設置・取り付けは別途費用が発生しますので注意しましょう。

また、ガス料金の支払い方法についても、その場で確認されます。あらかじめ検討しておくとよいでしょう。

ガス閉栓(停止解約)の手続き

引越す前の部屋で使っていたガスを停止・解約するにはどのような手続きが必要なのかまとめました。

ガスを停止解約して閉栓するときも、開栓をするとき同様、まずはガス会社へ申し込みを行います。1週間前ぐらいには電話またはホームページから申し込んでおきましょう。土日祝日を含め年中無休で訪問日を指定することができます。

申し込みの際には、以下のような情報が必要です。あらかじめ確認しておきましょう。

<停止解約申し込み時に必要な情報>
・契約者の名前や連絡先
・使用場所番号(「ガス使用量のおしらせ」に記載あり)
・作業当日に立ち合いする人の名前や連絡先
・ガスを停止する場所(引越し先)の住所と電話番号
・移転先の住所と電話番号
・建物の形態(一戸建て、マンション、アパート等、オ-トロックなど)
・取り外しするガス機器の有無

閉栓時にも立ち合いは必要?所要時間は?

停止解約時には、通常建物の外にあるメーターガス栓を閉める作業を行います。そのため閉栓時には基本的に立ち合いは必要ありません。

ただし、建物がオートロックの場合や、未払いのガス料金があってその場で精算しなければならない場合には、立ち合いが必要となります。

所要時間は10~15分程度と、開栓のときよりも短くなっています。

ガス閉栓時の注意点

引越し先が同じガス会社の場合は、引越し後のガス料金支払い方法を引き継ぐことができます。

また、ガス機器の取り外しは別途費用が必要となりますのでご注意ください。

なお、ガス警報機をはじめとしたガス機器のリース契約を行っている場合は、機器の扱いについて別途ガス会社に相談しておきましょう。

引越し時に必要なガスの手続きについて解説しました。あらかじめ手続きなどを頭にいれておくことで、スムーズに引越しを進められそうですね!2月から4月の引越しシーズンにはガス会社も混み合います。早めの準備を心がけたいですね。