ぞうさんの知恵袋

お引越しの準備、日々の生活のこと、人には聞きづらいけどやっぱり知りたいこと…
読んでおくとちょっとお得な知識がたくさん!それが「ぞうさんの知恵袋」です。

あなたのプライバシーは大丈夫!?盗聴器の発見方法はこれ!

2025年01月20日

※【最新情報】1月20日

テレビやニュースで何かと耳にする盗聴器。何やら不穏な響きのある小さな精密機器は、あなたのごくあたり前の日常の中に隠れ潜んでいる可能性があります。今日は盗聴器の種類や特徴、発見の方法などをまとめてご紹介します。今や誰でも被害者になりうる時代、自衛の方法をしっかり頭に入れて自分でできる対策をしていきましょう。

何だが物騒な響き、盗聴器ってどういうもの?

盗聴器とは読んで字のごとく盗み聞きのための機械。ターゲット本人にはわからないように通話内容や会話などの音声を拾って外部の人間に流したり、録音したりするものです。高性能マイクで収音した音声は半径100m~1㎞にまで及ぶとされ、外部の人間が電波として音声をキャッチ。受信機で受信し会話を聞き取ります。昔のイメージではテーブルの裏などに張り付けられた小型の機械、といったものですが、現在では電池式でペンや電卓に内蔵したものから、コンセント裏で電源を確保しながら作動し続けるタイプなどさまざまで発見するのもより難しくなっています。ストーカー被害などが増え続ける昨今、盗聴の被害はもはや他人事ではありません。

こんなにある!盗聴器の種類

何やら小型の怪しげな機械を部屋の目立たないところに張り付ける・・・。のは昔の話。今や盗聴器はどんどん小型化、軽量化が進み、一見それとは気付かないように仕掛けられるものがほとんどです。まず、盗聴器には大まかに2つに分けられます。一つは室内に仕掛けて音声を拾い、録音したり電波で外部に飛ばすもの。もう一つは自宅などの電話回線を利用したタイプで回線上であればどこでも通話の盗聴が可能なもの。電話回線型は盗聴器を仕掛けた本人が回線を使って会話を盗み聞きするもので、盗聴者本人にも通話料がかかるため主流ではなくなりつつあります。一方、室内で音声を拾うタイプは、コンセント裏や電気コードなどに仕掛ける「コンセント型」、電卓やリモコンなど電池を使う小物に仕掛けられた「家庭雑貨型」、エアコンなどに内蔵された「家電型」、また飾り物やプレゼントに内蔵して電池で作動している「独立電池型」などがあります。今やこちらのタイプが主流で、いずれも電池やコンセントから電源を確保し作動し続ける特徴があります。

盗聴器を発見する方法

目視で確認

まず、盗聴器が仕掛けられている可能性のある場所を目視で確認します。特に、コンセントや家具の隙間、電化製品の裏側など、隠れやすい場所を重点的に調べることが重要です。

FMラジオを使用

FMラジオを使った方法も一般的です。ラジオを低い周波数に設定し、周囲をスキャンします。盗聴器が発信している電波を受信すると、音が変化することがあります。この方法は特にアナログの盗聴器に対して効果的です。

盗聴器発見器の使用

市販の盗聴器発見器を使用する方法もあります。これらのデバイスは、盗聴器が発信する電波を検知するために設計されています。使用方法は簡単で、怪しいと思われる場所に近づけるだけで、反応を確認できます。

アプリを利用

スマートフォン用の盗聴器発見アプリも存在しますが、これらのアプリの効果には限界があります。特に、実際に盗聴器を発見するためには、特定の条件が必要な場合が多いです。中には、Bluetoothを利用して週のデバイスをスキャンするものもありますが、信頼性には注意が必要です。

専門業者に依頼

自分での発見が難しい場合は、専門の調査業者に依頼することも選択肢の一つです。プロの技術者が最新の機器を使用して、徹底的に調査を行います。これにより、見落としがちな場所や手法での発見が期待できます。

いかがでしたか?盗聴器は購入に規制もなく、誰もが手にすることのできる精密機器です。もはや盗聴被害は他人事ではなく、いつ自分の身に降りかかってもおかしくない犯罪。盗聴に対する知識をしっかり身につけて日頃から用心をおこたらないようにしていくことがとても大切ですね。