お部屋に求められるものは様々ありますが、ここ最近需要が増えているのは、自宅内に仕事をするスペースがあることです。これは、新型コロナウイルス感染症拡大により、多くの会社で在宅ワークが増えてきました。その際に問題となったのは、自宅のどこで仕事をするかです。今回は、新型コロナウイルスが増加する前から在宅ワークの需要を捉え、自宅内にスペースを作った事例をご紹介します。
物件名:サンプラム25 4F
住所:福岡市博多区那珂2丁目
構造:鉄筋コンクリート造6階建て
築年月:1990年3月
間取り:2SLDK
家賃:8万円台前半(共益費込み)

間取り図に書いてある「DEN」とは?

今回のお部屋の間取り図には「DEN」というお部屋があります。これは、英語が由来の言葉で、不動産では納戸や書斎、フリースペースといった小部屋を指します。空間としては分けられていても法律上「部屋」としてみなすことができない場合、このような表記が用いられます。これらをサービスルームとし、今回のように2SLDKといった「S」を付けた間取り表記が一般的に用いられます。
コロナ禍での需要の変化

新型コロナウイルス感染症の影響で、在宅勤務を行う企業が増加しました。これにより、生活感がある中で仕事に集中できないといった声や、家族がいて仕事に集中できないといった声を聞くようになりました。この物件のオーナー様の意向により、このお部屋では生活と切り分けた仕事をするための小部屋を作りたいという要望で、「DEN」を作ることになりました。これからリモートワークが増える予想が出ている中、自宅に仕事スペースを設けることができるこのような物件は、今後も需要の増加が予測されます。
このようにDENの使い方は、仕事だけでなくEスポーツ用をするため、趣味に没頭するため、などお客様ごとの生活スタイルに応じて使い分けることが可能になります。もしくは、パントリーとして食品や消耗品のストックを置くための物置き部屋にするなど、様々な使い道があるため、これからの生活には重要なポイントになりそうです!

※リノベーションを行ったお部屋はおかげ様でご成約いただきました。